2020-10-30 第203回国会 参議院 本会議 第3号
また、地方の思いを国政に届けたくても、人口少数県という理由で合区選挙区になっている県では、大都市圏とは異なり、政治へのアクセスも制限されることになります。
また、地方の思いを国政に届けたくても、人口少数県という理由で合区選挙区になっている県では、大都市圏とは異なり、政治へのアクセスも制限されることになります。
安倍総理・総裁の御英断で、もう一度本当の意味で、全国津々浦々、人口少数地域に住む国民にも夢と希望を与えていただき、コロナ克服とV字回復、その先の真の国土の均衡ある総合的な発展に向けて、産業政策を含む国土強靱化の緊急三か年後の本格対策にも追加していただいた上で、現行計画の更なる前倒しや、熱心に要望する地域の基本計画は全て早急に整備計画に格上げし、地元負担等に配慮しながら強力に進めていただきたいと思いますが
特定枠を活用しても、合区である以上、自民党が主張するように、必ずしも人口少数県の民意の反映の確保はできません。 例えば、高知県を地盤とする候補者が比例の特定枠に回りました、合区の選挙区選挙では徳島県と高知県を地盤とする候補者が戦うとします。互いの地元の県では圧勝しましたけれども、トータルで高知県の候補者が勝てば、徳島県の圧倒的な民意は反映されないことになります。
○岡田(直)参議院議員 都道府県単位の選挙区というもの、これが政治的、社会的、経済的に一つのまとまりとして選挙区としての意義を有することは、その後の最高裁の判決においても判示されたところと承知しておりまして、我々は、一票の格差を縮小して、三倍をまず切る、そのことと同時に、やはり、人口少数、我々にすれば、大変切実な、地方六団体の決議であるとか、あるいは三十五に上る県議会の合区解消の意見書といったものも
○岡田(直)参議院議員 ただいま広田先生仰せになりました、特定枠に登載された人口少数県の関係者が立候補して当選しても、その議員は当該人口少数県、例えば鳥取、島根、高知、徳島、こういったところの有権者によって直接選ばれたものではないという趣旨の御指摘であったろうと思いますが、その議員は、比例代表選挙の名簿にちゃんと登載をされ、有権者の投票の結果選ばれる議員でありますから、これは比例代表選出議員が、その
○岡田(直)参議院議員 特定枠は、人口の減少により国政に代表を送ることができなくなった人口少数県を始め、少数派、マイノリティーと言ってもいいかもしれません、その民意を含む多様な民意を国政に反映できるようにする趣旨で私どもは導入をいたしました。
御指摘のとおり、平成三十年改正公職選挙法は、平成二十七年改正公職選挙法の附則、また平成二十九年九月の最高裁合憲判決を踏まえまして、当時三・〇七倍となっていた最大較差を是正するといった趣旨と、さらには、同時に、人口の減少により選挙区に代表を送ることができなくなった人口少数県を含め、現代社会において多様化する様々な民意を国政に反映できるようにするという趣旨の下、今年の参議院通常選挙に間に合うような現実的
○委員以外の議員(岡田直樹君) 先ほども申し上げましたが、この人口の減少によって国政に代表を送ることができなくなった人口少数県を始め地方からは、本当にこの合区を解消してほしいと、都道府県から一人は代表を送るような制度にしてほしいという、そういう意見が大変強く沸き起こっていることも事実でありまして、そうした現代社会の民意を、人口少数を含めた少数民意というものを国政に反映できるような趣旨で導入した点で、
○委員以外の議員(堀井巌君) 平成三十年の公職選挙法改正におきましては、一票の較差の是正と人口少数県を含む多様な民意の反映のために定数増や特定枠の創設が盛り込まれましたが、我が党としては、引き続き、地方六団体や現時点でも三十五もの県議会が、二県合区の解消と各都道府県から少なくとも一人の参議院議員が選出できる制度について強く要望があることからも、その実現に向けて努力を重ねていかなければならないと考えております
○大臣政務官(舞立昇治君) 藤川先生におかれましては、大名古屋市、そして世界のトヨタ、そして人口が増え続ける岡崎市等を抱える大愛知県の選出議員の身でありながら、本当に鳥取や島根など人口少数県への御配慮を、お気遣いも本当にしていただいておりますことに、本当に厚く感謝、お礼申し上げたいと思います。
ですから、一票の格差のみが論点ではなくて、地域性の加味、やはり人口少数地域に対する温かい手当てというものもこの提案の中に含まれているということを、どうか岡田先生、御理解を賜りたいと存じます。
我が党の今回の提案は、都道府県単位の地方の声を国政に届ける、こういったテーマでやっているということでございまして、御指摘のありました特定枠の活用につきましては、人口少数派ともいうべき条件不利地域、こうした地域の候補者を特定枠を活用することによって国政に送り出していく、そういった想定をしているところでございます。 以上でございます。
これは、戦後一貫して人口が地方から都会へと移動、集中し、かつての地方区、現在の選挙区でいわゆる一票の格差が拡大を続け、憲法第十四条の平等の要請によって最高裁が二回の違憲状態判決を下したことを受け、人口少数の互いに隣接する四県を二合区し、そこで減らされた定数を都市部の選挙区に上積みして一票の格差を縮小する措置でした。 しかし、合区された四県では住民の誇りは大きく傷つきました。
二院制下の参議院の在り方としては、中長期的に専門的な政策議論を行う職域、職能を基盤とする代表と、人口少数地域を含め、国土全体にわたり適切に参政権が保障される地域、地方を基盤とする代表と、この二本立ての構成が改めて最も適当と思いますし、地域、地方の基盤となる単位は、百年以上の歴史ある都道府県が最もふさわしいものとして国民にも定着していると思います。
従いまして或る一定のこれらの悪質な水、或いは伝染病の流行が激しい所には、成るべく速かにたとえ人口少数であつても、早く簡易水道を布設いたしまして、健康の増進なり、保健なりの立場から普及さして参りたいと存じておる次第でございまして、こういう意味におきまして簡易水道を別に一項この水道法案の中に加えたような次第でございます。